いくつかのパターンがありますが、概ね下記のような登記をすることになります。
(1)まず土地を新しく取得する場合は、土地の名義を売主さんから買主さんに書き換える登記(所有権移転登記)をします。
(2)土地取得に際して金融機関から借入れをしている場合は、その求めに応じて土地を担保に入れる登記(抵当権設定登記)をします。
(3)建物が建った後、その建物の位置や構造、大きさなどを記録する最初の登記(表題登記)をします。これは土地家屋調査士さんの仕事です。
(4)(3)が終わった後、その建物の登記簿に所有者としてあなたの名前を記載する登記(所有権保存登記)をします。
(5)借入れがある場合は、完成した建物を土地とともに担保に入れる登記(抵当権設定登記)をします。金融機関により、土地取得時に(2)をしないで、建物完成時に土地と建物を同時に担保に入れる登記をする場合もあります。
(6)建物完成後に所有者が転居する場合は、土地の登記簿に載っている住所を新住所にあわせて書き換える登記(登記名義人住所変更)もするのが望ましいでしょう。